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「ジュルナルクボッチのファッショントークサロン」by SMART USEN
[section heading="エストネーション編"]
今シーズンのエストネーションは「クラシックの中に軽さやプリント、カラーをエレガンスに掛け合わせてエストネーション独自のフィルターを通し提案した」という、エストネーションウィメンズ・ディレクターの藤井かんなさん。シーズンテーマには「BOURGEOIS CHEEP CHIC(ブルジョワチープシック)」を掲げ、ポルカドットや壁画プリント、小花柄、ボウタイブラウスなどを用いて70年代テイストのドラマティックな世界観を大胆に打ち出した。色では、パステルカラーのピスタチオやエッグイエロー、ポジティブなブルーミングカラーを基調とするワントーンのグラデーションにフォーカス。アイテムでは、バミューダとクロップドパンツの間のニューレングスパンツや夏まで羽織れる透け感のあるライトネスアウターを充実させた。新規取り扱いブランドの多さにも注目だ。また、LVMHが買収し、ギョーム・アンリをデザイナーとして迎えリブランディングした「パトゥ」が六本木ヒルズ店にて取り扱いがスタートした。
[section heading="【ガリャルダガランテ編】"]
ガリャルダガランテの今シーズンは「POLYNESIE(ポリネシー)」をテーマに、美しい太平洋に浮かぶ島々からなるポリネシアから着想を得たプリミティブなスタイルをタイムレスなスタンダードとミックス。程よいモード要素をプラスしたリラックス感溢れるスタイルを提案する。パターンは、バティックやボタニカル柄を都会的にモダナイズし、やわらかなパステルのカラーパレットとシアーや光沢感のある繊細な素材でセンシティブな透明感を表現した。LAブランドからは再生利用可能なアイテムを仕入れるなど、サステイナブル意識も高い。ガリャルダガランテ発のブランド「ヘリテノーム」は、コンテンポラリーダンサーで振付師のピナ・バウシュからインスピレーションを受けた軽やかなデザイン。大人向けのカジュアルなエレガンスウェアとして生まれ変わった。
[section heading="【アーバンリサーチ編】"]
アーバンリサーチでウィメンズのアシスタントバイヤーを務める川畑幸美さんは今シーズン、「女性らしい素材や明るめのカラーをクリーンなハンサムスタイルでまとめた」という。「RELAX UTILITY MOOD (リラックス ユーティリティ ムード)」をテーマに、アーバンリサーチらしいジャケットやデニムなどのメンズライクなアイテムに透け感のあるシアー素材や柔らかなペールトーンのパステルカラーを融合。アイボリーやクリームのエクリュカラーやミントサックス、ライトパープル、レモンイエローなど色合いも豊富だ。ワントーンのセットアップなど今までより大人の女性に向けたラインナップで、カジュアルな中にクラス感がアップした。
(おわり)
取材・写真・文/久保雅裕(encoremodeコントリビューティングエディター)、成清麻衣子(フリーライター)
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